友人に誘われて、奄美フェスティバル(島唄のライブ)に行ってきた。
最近、気持ちが渇き気味だったので、
女性の澄んだ歌声が、すーっと滲み込んできて、心地よかった。
沖縄の島唄は良く聞いてたけど、奄美はあまり聞く機会がなかったので、
また違った音律が新鮮だった。
琉フェスと同じで、テンポのよい曲だと、
必ずお客さんがカチャーシーを踊り始めるところが…なんとも楽しい。
威勢のイイ指笛も。
お客さんとの一体感もまたいいなあ。
踊りが出ると、ほんの少しウズっと来るのは、血の為せる技だろうか?
追記:奄美の旋律が違って聞こえたのは、発祥が違うからみたい…。
下記のブログに由来が書いてあった。
http://brea.weblogs.jp/hattori/2009/01/index.html
奄美の唄は起源を平家の神唄に発している。原則的には内地と一緒で長5音階、ドレミソラを使う。ちなみに沖縄はドミファソシである。しかし三味線が沖縄から入ったのは140年ほど前であって、それ以前に音階を奏でる楽器は存在していなかった。だからドレミファソラシドの西洋音階は存在しなく、楽譜はなく、すべて口伝であるから、音階のグラデーションを遡るようにして師匠に付いて曲を耳と声で繰り返し繰り返し学んでいくのである。口伝で教える師匠は厳しいのに決まっているから、弟子は厳しくしごかれ努力と根性とで、身も心も、そして声帯もしごかれ磨かれていく。
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