連休中もずっと心配してたのですが、やっぱりだめだった・・orz
スーパーアグリF1撤退発表会見
すごく残念で悲しいし、やり場のない口惜しい感情もあるけど、
2005年発足、2006年の奇跡の参戦から2年半、短くも楽しい日々を思い返したら、
もう「ありがとう」としか言いようがない。
声明の最後は以下の言葉で括られている。
ここまでチームを支えてくれたホンダ、ブリヂストン、そしてスポン サーの皆様、いろいろな状況の中でアドバイスを頂いたF1関係者の皆様、チームが苦しい状況の中でも、モチベーションを絶やさず働いてくれたチームスタッ フ、厳しい状況の中でも頑張ってくれたアンソニー、チーム立ち上げから一緒に戦いチームを引っ張ってくれた琢磨、そして、これまでSAF1を応援してくれ てきた世界中のファンの皆様に最大の感謝を表したい。
いやいや、亜久里さん(って馴れ馴れしいか( 汗))、
私の方こそ、「最大の感謝」を表したい。
そんなにコアなファンじゃなかったけど、
出場するのがやっとの小さなチームが一体となって目標に向かって努力する姿に、
勇気をもらったり、その大活躍にエキサイトした楽しい時間は忘れられない。
特に、夜中に中継見ながら、相方と手を取り合って喜びのダンスをしてしまったくらい興奮した、
2007年のスペインGP(8位入賞)とカナダGP(6位入賞)。
あの思い出は、きっといつまで経っても色褪せる事がないと思う。
あの勇姿を今一度、興奮の海外バージョンで。
http://www.youtube.com/watch?v=RwaicYzTlOE
Thank you, Super Aguri F1 Team and their supporters!
おはようございます。
非常に残念ですが亜久里はよくやったと思うよ。(呼び捨てかよw
スーパーGTのARTAで引き続き頑張ってほしいな。
それにしても、日本のメーカーは文化として本気でモータースポーツを普及させようとは思っていないんでしょうかね。自社の売り上げや自社の技術革新にだけ繋がればそれでいいという根性が垣間見えたような気がします。(もちろんそれが第一として大切なのはわかりますが)
もっと「日本」として、今の子供たちに「夢」を見せたり、世界の頂を狙う為に協力する必要もあるんじゃないでしょうかね。
世界のトヨタが勝てないのもこの辺りの「文化や気概」が足りないからかもしれないですよね。まぁ、去年の富士の管理すらマトモにできないくらいですし(辛口w
この辺りは、国として「車=危ない」とだけの認識で、教習所などで「脅迫ビデオ」ばかり見せる体質にも原因があると思いますけどね。いずれにしても、日本の基幹産業なんですし、様々な人に興味を持ってもらう&安全運転を広めるには一番手っ取り早いのがモータースポーツでもあるんじゃないかと思います。
投稿情報: アウトランナー | 2008-05-07 05:19
TVに突っ込み入れる時には、私も呼び捨てになることが・・(^^;)
亜久里さんには、これからも、モータースポーツへの熱い想いを失わずにがんばってほしいですよね。
アウトランナーさんのおっしゃる通り、
メーカーの経営陣は宣伝にモータースポーツを利用しても、
文化としての育成はあんまり考えてない気がします。
というか、ホンダさんもそうだったのかなぁというのが見えて、今回は悲しい(T_T)
TVでも最近はめっきり放映が少なくなってるような・・。
私はマンセルファンになってF1見るようになって、最近はWRCもたまに見てます。
シルバーストーンでマンセルが白髪のおばぁちゃんにめっちゃ応援されてる姿を見て、なぜかすごく感動して、自分もおばぁちゃんになっても、F1を見て、若い選手を応援できたらいいだろうなぁと思いました。
イギリスみたいに世代を越えて熱狂できるくらい文化として親しまれるというのは、日本では無理なんでしょうかね?
世界有数の自動車メーカーを何社も抱えてるというのに、
何かすごく変な気がします。
せめて、モータースポーツへの認識がもう少し良くなるといいですね。
自分が免許を取って感じたのは、明らかにモータースポーツに関わっているだろうと思われる人の方が、道路上のマナーは良い気がしました。
初心者マークを付けた軽自動車に一番優しくかつ紳士的に振る舞ってくれたのは、峠を走ってるバイクの兄ちゃん達だった(^^)
スポーツとして一定のルールの下で走る事を覚えれば、公道のルールもちゃんと守れるし、マナーも形づくられていくような気がします。
国の管理は通り一遍に規制するだけで、操作する「人」作りの方は疎かになってる。
国も企業ももうちょっと「人」を大事に考えてほしいと思うのだけど。
ところで、このニュースは波紋を呼ぶんでしょうかね(^^;)
ヴァイグル 「ニック・フライがスーパーアグリの救済を妨害した」
投稿情報: ethmo | 2008-05-08 03:50
ニック・フライがガンの一つであったことは間違いなさそうですが、ただ、結果論から言うと亜久里の「見通しの甘さ」「限界」というのが見えてしまったような気がします。
プライベーターに厳しい年々膨大な費用がかかるというのが一番の問題であり、(ファンにとっての)悪だと思いますが、現状がそういうシステムになっている以上はそこから脱落するのはどんな理由であれそのチームの責任になってしまうかなと。(特に様々な思惑が交錯するF1という世界においては)
一方で、個人的には極力費用がかからず、プライベーターにも敷居が低い方が様々なバトルが見られて楽しいと思うので、現在のF1の魅力というのは「ファン向き」というより、業界の内輪向き「イベント」な気がしてならないんですよね。(もちろん、F1という世界最高峰のレースなので、ある程度の敷居は必要ですが)
国内のスーパーGTなんかは、毎年観客を集めるのに四苦八苦しているので良い悪いは別にしても、年々様々なファンを楽しませるようなシステムにチャレンジしたりしているので好感が持てる部分も多いんですよね。黙っていても人が集まるF1は各々の「プライド」や「利権」優先が露骨すぎて「ファン」が置き去りになっているような気がして残念です。
投稿情報: アウトランナー | 2008-05-11 15:17
「見通しの甘さ」というのはあったでしょうね。でも、立ち上げを決心するには楽観的な考えも必要だったかもという気はします。日本生まれのプライベーターが2年走ったという現実は、「見通し甘かった」けど「立ち上げちゃったよ」勝ちだったかも(^^;)それはそれでOK & GJでした。
それより「限界」の方が大きかったですかね・・。大方の予想以上に日本の企業がF1への関心が無かった事と、カスタマーカーが駄目になっちゃったのが不運でした。後で知ったのですが、中島一貴くんのいるウィリアムズにも日本の企業からは一銭も入ってないそうで(トヨタ以外ということだとは思いますが)、広告としてはお金がかかりすぎて現実的ではないんでしょうね。厳しいッス・・orz
さらにフライや、たぶんバーニーの思惑なんかも・・いろいろ錯綜してて、F1ってのはホント大変そうな世界です・・はぁぁぁ(深くため息)
もともとが欧州の貴族の遊びが発祥だから、社交界という障壁と、さらにお金という二重の障壁。敷居はめちゃめちゃ高いですよね。
「ファン」向きでないというのも、去年の富士なんかも、一般の「ファン」がつらい目にあってても、VIPさん達には快適で評判がよろしかったという・・なんか距離は感じますね。
バーニーは放映権を握ってて、世界中で放送してもらいたはずなので、視聴率とか考えたら一般の「ファン」もないがしろにはできない気がするのですが・・。
投稿情報: ethmo | 2008-05-11 21:31